
ふとしたきっかけで、僕が踊りを始めた頃にお世話になっていた先生に挨拶に行く事になりました。
東京バレエ団に入ってからはずっと疎遠になってしまい、このスタジオを訪れるのは約7,8年ぶりです。
先生は依然と比べると、雰囲気が穏やかになり、見た目的には白髪が少し増えたかもしれません。
今の僕の活動を伝えたところ、とても喜んでくれたので、今日は来た甲斐があったとテンションがあがりました。
「いつでも稽古にいらっしゃいという」という、ありがた~い言葉に感謝をすると同時に、このスタジオでがむしゃらに練習していた時の自分と、遅くまで一緒に残って指導してくれた先生の熱意を思い出して、胸がいっぱいになりました。
さて、先生との思い出話しが盛り上がってきたところで、レッスン開始の時間になりました。
僕は当たり障りのないよう無難にこなそうと思っていたのですが、アウェーな気分と見えないプレッシャーでなんともムラのある動きになってしまいました(無念)
90分の疲労と共に帰ろうとした時、高校生ぐらいの清楚な感じな女の子二人が声をかけてきました。
彼女たちはここで、いつの間にか仲良くなった元小学生です。
レッスンの最中に顔に面影が残っていたので、僕は思いだしていたのですが、二人も覚えていてくれたので驚きかつ感激です。
7~8年前の彼女達に感じていた、「踊りの技術や表現力が高く、顔が小さくルックスも良いし将来は有望だな~」をまさに目の当たりにし、人の成長という素晴らしさを痛感しました。
過去を懐かしみ、もし僕がずっとこのスタジオにいたら、どんな現在になっていたんだろう?と思いをめぐらしつつ、自分の未来の目標に向かい頑張ろうと気を引き締めるきっかけにもなりました。
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